原子燃料等の輸送Q&A

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設計・製造・輸送の各段階で国により厳しくチェックされています。

わが国では、原子燃料等を安全に輸送するために、国際原子力機関(IAEA)が定めた放射性物質安全輸送規制に基づいて技術基準が設けられ、安全輸送の体制が整備されています。

原子燃料等は、国の審査を受けた輸送容器に収納され、何重ものチェックを受けてから安全に輸送されます。

原子燃料の輸送に係わる安全規制の流れ
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収納物(放射性物質)+輸送容器=放射性輸送物です。

原子燃料等の放射性物質の輸送は、そのほとんどが輸送容器に収納して行われています。

このように放射性物質を輸送容器に収納したものを「放射性輸送物」といいます。

 

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放射性輸送物は、収納する放射性物質の量や濃度に応じて、次の4つに分類されます。

放射性輸送物
分類 概要 代表例
L型輸送物 放射性物質の収納量をごく少量に制限することにより、危険性を極めて小さなものにおさえて安全性を確保する輸送物。 放射性医薬品
A型輸送物 放射性物質の収納量を一定量(中程度)に制限するとともに通常予想される出来事に対する強度を持たせて安全性を確保する輸送物。 新燃料集合体
B型輸送物 大量の放射性物質を収納しているので、輸送中に予想される大事故にも十分耐えられるように極めて強固な輸送物として安全性を確保するもの。 使用済燃料
IP型輸送物 放射能濃度が低いものなど、危険性が比較的小さいものに限定することで安全性を確保する輸送物。 低レベル放射性廃棄物
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輸送中に核分裂反応を起こさないようよう特別に考慮された輸送物です。

原子燃料のように核分裂を起こすことのできる物質を輸送容器に収納したものを「核分裂性輸送物」といいます。

核分裂性輸送物を輸送する場合には、輸送中に核分裂を起こさない(臨界に達しない)よう特別に考慮して輸送されます。

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放射性輸送物の分類ごとに国により基準が定められています。

例えば、使用済燃料(B型輸送物・核分裂性)を収納する輸送容器には、下図のような極めて厳しい技術基準(試験条件)が定められています。

輸送容器の安全性