原子燃料等の輸送Q&A

Q
A

輸送物からでる放射線は極めて少ないものです。

輸送物の放射線量は人や環境に影響を与えないよう、法令により次の通り基準(限度)が定められています。

  • 輸送物表面:2ミリシーベルト/時以下
  • 輸送物表面から1m:0.1ミリシーベルト/時以下

当社の輸送作業に携わる人々は、作業中に放射線測定器を装着していますが、輸送作業によって一般公衆の線量限度である年間1ミリシーベルトを超えることはありません。このように輸送物からでる放射線は極めて少ないものであり、環境や一般の方々へ影響を与える心配はありません。

日常生活と放射線
Q
A

使用済燃料は、貴重なリサイクル資源です。

原子力発電に使用するウラン燃料には、リサイクルができるという大きな特徴があります。

発電所で一度使用した「使用済燃料」の中に残っているウランとプルトニウムを再処理によって取り出せば、再び燃料として使うことができるのです。

このため、貴重なリサイクル資源である使用済燃料を原子力発電所から再処理工場まで輸送しています。

軽水炉内でのウラン燃料の燃焼による変化
Q
A

海上輸送は安全かつ効率的な輸送方法です。

日本の原子力発電所はすべて海岸線に位置しています。

また、使用済燃料を収納した輸送容器は放射能をしっかり閉じ込める、非常に頑丈なものであり、その重量は約100トンにもなります。

重量物を安全かつ効率的に輸送するため、全国の原子力発電所から再処理工場のある近くの港まで専用運搬船により海上輸送しています。

日本の原子力発電所と六栄丸
Q
A

何重もの検査が事業者と国または国の指定機関により行われ、安全が確保されています。

(例)使用済燃料の輸送
Q
A

輸送の安全対策については、こちらのページでご紹介しています。

Q
A

輸送情報は慎重に取扱っています。

原子燃料等の輸送日時、経路などの情報については、事前に公表できないことになっています。

これは、原子燃料等が盗難にあって悪用されたり、輸送の途中で妨害を受け輸送の安全が損なわれることを未然に防止するための措置で、国際間の取決めに基づく国の指導により情報の管理を行っているからです。

このように輸送情報は慎重に取扱っておりますが、私たち事業者としましては、少しでもみなさまのご理解とご協力をいただけるよう輸送終了後にプレスリリースを行っております。

Q
A

万一の事態に備えた準備をふだんから行っています。

輸送中に事故が発生しないよう万全の準備を整えるとともに細心の注意を払って作業を行っておりますが、万一、輸送中に事故が発生した場合には、次のような措置を迅速にとれるようふだんから教育・訓練を行っています。

<主な緊急時の措置>

  • 関係機関等への通報・連絡
  • 火災発生時には消火、延焼の措置
  • 輸送物の安全確保と事故現場への立入り制限措置
  • 放射線障害発生防止のための避難警告
  • 汚染が発生した場合には、汚染拡大の防止と汚染の除去
  • 負傷者がいる場合にはその者の救助