陸上輸送の安全対策
衝突・火災
港で荷揚げされた輸送物は、専用道路を通って専用の車両で陸上輸送します。また、使用済燃料やガラス固化体の陸上輸送にあたっては、専用車両の前後に伴走車を配置し、隊列を組んで輸送します。各車両は複数の通信設備を備えており、先導車は道路事情を把握して輸送隊に連絡するとともに常に輸送本部と連絡を取り、安全を確認しながら輸送します。
なお、輸送中に万一、車両火災などの事故が起こった場合には、輸送隊員により速やかに初期消火活動などが行えるよう体制や携行機材(放射線測定器や消火器)を整備し、ふだんから教育訓練を行っています。